書評16回目 kk-その4【ジョーカー・ゲーム】柳広司

五感と頭脳を極限まで駆使した、 命を賭けた「ゲーム」に生き残れ――。 
異能の精鋭たちによる、究極の"騙し合い"! 
結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関"。「死ぬな、殺すな、とらわれるな」。この戒律を若き精鋭達に叩き込み、軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関"の存在は、当然、猛反発を招いた。だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く結城は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げてゆく......。 
東京、横浜、上海、ロンドンで繰り広げられる、究極のスパイ・ミステリー。

以上、amazonでの紹介文です。
去年はKAT-TUNの亀梨くん主演で映画化もされましたね。
最近はアニメ化もされたみたいでなによりです。
私はというと、映画化が決まる前にKAT-TUNファンの友人からオススメされました。
実際に映画化が決まった時は二人して驚いたものです。
まあ、それはそれとして、書評いってみましょう!!

読了後の第一印象としては、全編を通して存在感を放つ結城中佐の俺TUEEEEEE系ライトノベル、といったところでしょうか。
ライトノベルとはいっても昨今まとめブログに取り上げられるような文章が破綻しているようなものではなく、ストーリー展開もテンポよく、ドキドキワクワクしながら読める、エンターテイメント感が強いショートストーリーのような感じです。
一冊通して一つの物語ではなく、D機関に属する誰かのショートストーリーが毎回主人公を変えて繰り広げられるような構成です。

スパイは決して人を殺さないし、正体がバレて追い詰められても死んではいけない、というのがとても印象に残りました。
何故かは本編を読んで確かめてみてください!

kk

Book reviewer友の会

好きな本を月~金の平日、曜日担当メンバーが書評または、感想を上げます。 金曜だけは、月一メンバーが担当するんで、変則的!! 担当メンバー さのすけ MRX KK ado ぬい うさちゃん

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