書評69回目 さのすけ-その21 【狂骨の夢】京極夏彦
今回は、映画になった「うぶめの夏」
映画とアニメになった「魍魎の匣」
の次
「狂骨の夢」by京極夏彦
ちなみ、「うぶめ」「魍魎」共に読んだが、映画を見てはいないのです。
まぁ、どうでも良い。
今回は、評価に迷いました。
☆5にするか、4にするか、3にするか。
多分、好き嫌いが分かれるでしょう。
まぁ、毎回超々文の京極さんですが、今回も約580ページ。
しかも、上下段なんで、2倍して1160ページ。
長い。
しかも、今回は仏教、キリスト教、天皇関係まで絡んできますので、
まぁややこしい。
相変わらずの壮大なトリックと、それをまとめあげる技量はさすがで、
長い歴史をはらんだ事件になってます。
なんで、4分の1くらいが解答編になってます。
解答編がこんだけ長い小説も珍しい。
その技量に感服して☆5にしようとも思ったが、
まぁ色々と無理がある。
内容矛盾では無く、こんな事無いだろう的な。
それで☆3にしようかとも思ったが、
凄いんで、間を取って☆4
取り敢えず、推理不可能だと思います。
もし、推理出来た方がいらっしゃったら、友達になって下さい。
0コメント