書評73回目 kk【ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉】柳内たくみ

アニメを見て、原作を読んでみたいな〜と思っていましたが、ついに！1巻読了しました！

1巻はアニメ1期の最後らへんまでのお話のようです。

別の作家のジェノサイドを読んだ時も思いましたが、作家の方々のミリタリー知識は本当にすごいですね。

私のようなミリタリーのみの字も知らないような者でも、読んでいくとなんとなく理解できて、楽しめてしまう。

GATEは日本の自衛隊を主に据えて展開していきますが、階級の呼び名などまったく知らなくても、知ることができます！勉強になります！！笑

まあ、読んでいて時々、こんなに規則緩いの！？自衛隊！！？と思うこともありますが、エンターテイメント読み物としてはとても好きな部類です。

無気力主人公がいざという時には活躍して、あらゆる種類の美少女にもてまくる、とラノベの定番ではあるのですが、この作品は無気力主人公がおっさんという点と、自衛隊を舞台にしているという点が、通常のファンタジーラノベとは一線を画していて、なかなか読み応えがあると思います。

kk