書評1回目 さのすけーその1 「もう年はとれない」ダニエル・フリードマン」
記念すべき一回目という事で、何を書こうか一瞬迷い
「最も好きな本か!!」
「直近で読んだ本か!!」の二択に絞り、結果直近で読んだ本にしました。
というわけで一回目
ちなみに、お薦め度MAXは☆5です
「IN★POCKET」'14年文庫翻訳ミステリーベスト10読者部門で第一位
このミステリーがすごい!(2015年版)海外編で第五位と
輝かしい評判を放っている作品です。
評判が良いのは知っていたけど、内容はよく知らない、「爺さんが頑張る話」と思っていた。
結果、そこまで遠くは無いけど思っていたのとは違う話だった。
以下あらすじ
「死にかけの友人が俺に遺言があるようで、嫌々ながら病院に向かう、我らが主人公バック・シャッツ。曰く『戦時中に俺(バック)を拷問したナチの糞野郎がまだ生きているらしい。しかも、たんまり金塊まで持っていやがるってよ』友人の遺言を聞いたバック。『金塊なんてどうでも良い』と思うバックだが、周りの奴らはそうは思っていないようで、『金のありかを知ってるんだろ?』と聞きに来る始末。全く耳にタコが出来ちまうぜ!!『ウルセー!!俺はマジで金塊のありかなんて知らねぇし興味ねぇんだよ!!』と無視を決めるバックだが、困った事に、金の在処を無心して来た奴らが一人、また一人とあの世に旅立ちやがる。これは仕方ないと重い腰をあげるバックとその孫テキーラ。二人の命の行方は!!そして、金塊は本当にあるのか!!
名言→『俺から銃を取り上げようとするリベラル野郎どもにこの言葉を贈りたいね、バック・シャッツ!!』」
想像していたのは、元気で細身の爺さん
だが、実際のバック・シャッツは、口だけが異様に元気だが、体はボロボロの爺さん。しかも、初期認知症。体格も細身では無い感じだ
それでも、先走りまくる孫を抑える姿や、銀行での姿は……
おっとこれ以上はネタばれだ、
中々の物であるきっと読み終わったらあなたも言いたくなるだろう。
「お前にこの言葉を贈りたいね…バック・シャッツ」
と。
ちなみに続編が出ております。
今度買いに行こうっと!!
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