書評51回目 kkその10【イン・ザ・プール】奥田英朗

変な(ある意味変態ともいえる)精神科医とその患者が繰り広げる変なお話の短編集です。
患者は皆、真剣に解決策を求めて病院を訪ねるのに、肝心のお医者さんは自己中でとんちんかんなことを言い出します。
それに従う人もいれば、反発する人や怪しむ人、それぞれいるのですが、なぜか精神的な病気を克服していく、そんな不思議なストーリーです。
物語自体はさらっと読みやすく、しかも短編なので、構えて読む必要がありません。
また、割とドタバタコメディ寄りなので、何か悩みごとがあったり、落ち込んでいる時に読むと、元気になれるかも。
精神科医だけではなく、個性的なナースも出てくるこの作品、普段あまり活字を読みなれていない人にオススメの一冊です。

久しぶりの投稿になりましたが、よろしくお願いします。

Book reviewer友の会

好きな本を月~金の平日、曜日担当メンバーが書評または、感想を上げます。 金曜だけは、月一メンバーが担当するんで、変則的!! 担当メンバー さのすけ MRX KK ado ぬい うさちゃん

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