書評56回目 ado-その16《おひさまジャム果風堂》髙森美由紀
今回紹介するのは《おひさまジャム果風堂》
あらすじ
東北地方の片田舎。地元の遊園地で戦隊もののスーツアクターをしている拓真(27歳)と、拓真に引き取られた無表情な小学生・昌(8歳)が織りなす、涙あり笑いありのハートフル・ストーリー。
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妹が死んだと聞いて驚いて、まさか子供までいた。
施設には行きたくないと昌が言ったから引き取ることに。
そんな簡単に引き取っていいの?と思いつつ、最後まで読むとこれで良かったんだなと思う。
田舎が舞台のものって方言が出てくると読みづらい…
全部が標準語よりは温かみは出ると思うけど、難しいところ。
夢っていつか諦めてしまっているもので、子供の頃なりたかったものになってる人ってどれくらいいるのかな。
拓真はどこか諦めているようで、諦めていない。
いろいろ問題は起こるけど、い続けるのはすごいと思った。
自分の身を削って昌を助けるところはヒーロー以外の何者でもない。
未来の話も読んでみたくなる作品です。
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