書評10回目 さのすけーその3【白銀ジャック】東野圭吾
さのすけ三回目の登場!!
「悪は必要である。もし悪が存在しないのなら、善もまた存在しないことになる。悪こそは、善の唯一の存在理由なのである。」
byアナトール・フランス 出典ーエピキュ・ユールの園
今回も深い意味は無い。
では、では今回は
今日は、最初に言っておく
「どうした東野圭吾先生!!」と。
では、
あらすじ
↓
ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――
「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。
警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。
雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。
すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。
今、犯人との命を賭けたレースが始まる。
↑
あらすじ終了
あらすじを読めば、これは面白そうだ!!
「いや~、東野圭吾先生が書きそうな話だな」
と思うでしょう。
でもね、こんな激しいあらすじですが、
読むと思うんです。
「あれ?パンチが弱いな」と。
全体的にはなんだかんだで、東野先生だから話はまとまってはいます。
でも、それはご都合主義もあった故のまとまった感なんです。
しかも、犯人も
「………え~っ」
みたいな感じです。
よくよく調べると、今回の白銀ジャックは、
豪華版から、文庫本の流れでは無く
文庫本のみの販売なそうな。
そうですか、やっぱり先生も分かっていたのですね、
「これはあまり……だな」と。
ただ、二時間TVドラマ化した流れを受けてか、文庫から豪華版に逆流しましたけどね。
主人公は世界の渡辺謙が演じたんだぞ!!
これを読むなら、別な東野作品をお薦めします
もっと面白いの沢山あるから!!
そんな私だが、この白銀ジャックの続き、
を読んでいたりする。この話はまた今度!!
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