書評28回目 さのすけーその9 【ホーンテッド・キャンパス】(櫛木 理宇)
今日は、これ
まずは、あらすじから
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八神森司は、幽霊なんて見たくもないのに、「視えてしまう」体質の大学生。片思いの美少女こよみのために、いやいやながらオカルト研究会に入ることに。ある日、オカ研に悩める男が現れた。その悩みとは、「部屋の壁に浮き出た女の顔の染みが、引っ越しても追ってくる」というもので…。次々もたらされる怪奇現象のお悩みに、個性的なオカ研メンバーが大活躍。
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あらすじ終了
ってな具合ですが
ホラー小説大賞を読んで来た人なら思うでしょう、
「これホラー小説大賞向きじゃないな」と
正直、まさにその通りで、
むしろ、ラノベ寄りというか、「心霊探偵八雲」を読んでいる方はそんな感じだと思って頂ければ
内容も基本、短編です。今に、長編も出ると思いますが(もう出てます)
実際、ホラー小説大賞・読者賞を受賞したようで、
新しい賞です(この作品が初の受賞、この第19回に始めて設けられた)
ちなみに、現在CM流れてます。
アニメ作品の中で。
つまり、出版社側も読者層がわかっているのでしょう。
まぁ、カバー自体が角川ホラー大賞初のアニメ絵だし
と言った感じで書いてきましたが、これどうなんだろう?
酷評してるように今の所見えるのかしら?
個人的にはこの作品好きです!!
はっきり言ってホラーとして言うなら、ホラーっぽくない所か、
全くホラーじゃないレベル。
何だろう、学校の階段レベル?
でも、片思いのドキドキ感を味わいたい方、
甘酸っぱい恋愛を、あの頃のときめきを思い出したい方なら、
読むべきでしょう!!
でも、本当に怖く無いんで、
ホラーが読みたい方には薦めないよ!!
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