書評31回目 ado-その7《ちょっと今から仕事やめてくる》北川恵海
今日紹介するのは《ちょっと今から仕事やめてくる》
大好きなメディアワークス文庫からです(^-^)/
あらすじ(Amazonから引用)
ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうとしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。
同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。
なぜ赤の他人をここまで気にかけてくれるのか? 気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で鬱になり自殺した男のニュースだった――
働く人ならみんな共感! スカっとできて最後は泣ける"すべての働く人たちに贈る、人生応援ストーリー"
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入社したらとりあえず3年と言われたことがある。
もちろん仕事だから大変なこともある。だからってすぐ辞めていい訳では無い。でも死にたくなるほど頑張る必要はない。合う合わないは絶対あるし、ブラックな会社もある。死にものぐるいとは言ったもののほんとに死んだら何の意味もない。
仕事だけじゃない。
学校だって無理して行くものでもない。逃げたと言われたって逃げてなにが悪いのか。時に立ち向かうことも必要だけど、逃げるが勝ちなこともある。
私は最初の仕事を半年で辞めた。辞める前よりその後親に再就職を急かされた時が1番大変だったけど、その時心が壊れる感じがしたんだよねー(笑)
大袈裟だーって思われるかもしれないけど、そうなる人もいるってことは知っておいて欲しい。
本の中で主人公が仕事を辞める時、両親は辞めることを止めなかった。会社は世界にたったひとつじゃないんだからって。
会社も学校もいくつでもあるし、やり直しはきく。頑張って入ったからってしがみついてもダメな時はダメ。
そう思ったら意外と楽になることもあって何悩んでたんだろーってこともある(笑)
長々とまとまらないですが、とりあえず生きてりゃそのうちいいことあるよーってことですヽ(´ー`)ノ
北川恵海さんの2作目
ヒーローズ(株)!!!も元気もらえるいい作品なのでオススメです(^-^)/
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