書評37回目 さのすけーその11 【アルカトラズ幻想】島田荘司
今日の感想は、
島田荘司先生の
何というか、良い意味でいつも通り!!
時は1939年のワシントンDC
その森で、女性を被害者とする猟奇殺人が置きる
さて、犯人は誰だろうと読み進めて来た所で!!
いつもの、「えっ!?これ関係あるの?」
という、恐竜や宇宙に関する論文が登場!!
しか~し!!
この論文が面白い
私達がもつ常識とは異なる恐竜の生態系に関する論文となっており、
正直、本編より「この論文が面白い!!」と言う人がいても
おかしくはないレベルの興味深い論文となっております!!
その後、まぁ帯にも書いてあるので書きますが、
アルカトラズ刑務所が登場
そして、そのアルカトラズ刑務所には地下世界が広がっていた!!
という話になります
この話は叙述トリックが使われております。
いわゆる、小説ならではのトリック
う~む、映像化は出来ないだろうな
論文だけ読む為に買っても良いレベル!!
ただし、地下世界を絡めた結末も注目出来ます
「なるほど」となるまとめ方
「最後まで」、というより、
「これどう終わらせるの?」
と感じるストーリー
お勧めです
星5中★★★★☆(星4)
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